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講師プロフィール

ダニー・ドライヴァー(ピアノ)

近年最も注目されているイギリス人ピアニストの一人。2度に渡るグラモフォン賞ノミネーション、数度に渡るイギリス国内ラジオ人気トップ10入りを通してその人気と評価を不動のものとした。2014年にはCD「ヘンデルの8つの組曲」により、音楽雑誌《ライムライト》の「レコーディング・オブ・ザ・イヤー賞(器楽部門)」を受賞。

 協奏曲のソリストとしてエイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団、ミネソタ交響楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、BBCスコティッシュ交響楽団、ボーンマス交響楽団、アメリカ交響楽団などと共演。BBCプロムズ音楽祭にはシャルル・デュトワ指揮ロイヤルロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団のソリストとしてを含めこれまでに2度出演している。

 ソリスト、室内楽奏者、伴奏者としてイギリス国内のみならず、ドイツ、イタリア、イスラエル、スウェーデン、米合衆国、オーストラリア、中華人民共和国などで演奏しているほか、ロンドンのハイペリオン・レコードレーベルからC・P・Eバッハ、ヘンデル、シューマン、バラキレフのCDをリリースしている。近年は特にヨーク・ボウエン、ベンジャミン・デイル、エリック・チゾームなど知られざるイギリスの作曲家の紹介にも力を入れている。

 現在ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ音楽学部演奏学科長、並びに王立音楽大学ピアノ教授として後進の指導にあたっている。今回が初来日。

​詳細プロフィールとディスコグラフィーはこちらから(英語)

松本直美(通訳/留学相談/コーディネート)

京都市出身。愛知県立芸術大学音楽学部声楽専攻卒、トリニティ音楽大学大学院声楽科修了。声楽家として演奏活動後、音楽学に転向、2000年ロンドン大学ゴールドスミス校音楽学部大学院修士課程歴史的音楽学科を首席修了。2005年、同大学より博士号授与。17世紀英伊声楽曲の研究でこれまでにOverseas Research Scheme Award, British Federation of Women Graduates National Award, Gladys Krieble Delmas Foundation British Award受賞。国際、学際的プロジェクトのコーディネーターとしても活動し、ダイワ日英基金賞(2012年)、JSPS在英研究者シンポジウム賞(2013年)などを受賞。現在、ロンドン大学ゴールドスミス校音楽学部講師。

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